🌿 はじめまして。
50代から「朝ごはんのある暮らし」を綴っているリナです。
体調も心も揺らぐ年齢を迎え
BestじゃなくてもBetterでも最高と思えるようになりました
何気ない暮らしの中で
幸せに浸る心を大切にしています🌿🕊️
Good Morning, Beautiful Life ☕️
土鍋で炊いた「にがり」入りのごはんで握るおにぎり。
朝いちばんの熱さに、思わず笑ってしまいました。
投げ出しそうな熱さとぎりぎりのラインで戦いつつ
私の手のひらはみるみるうちに真っ赤に、でも楽しい気持ち。
昨夜の作り置きは、セロリと牛肉の煮物。
冬瓜は醤麹でやさしく煮含めておく。
久米の里で買った春菊は、葉と茎に分けて丁寧に洗う。
キッチンペーパーでしっかり水を切り、今日は葉だけを皿に盛り付け。
いちじく、ツナ。小さなトマト。あとは紫キャベツと貝割れ。
これで美しいサラダのできあがり。

きゅうりの塩麹漬け、梅干し、ザワークラウトと、思いつくまま並べていく発酵食品。
マルナカで買ったしらすは、器にそのままふわりと。
よし、よし
これで、休日の朝ごはんの支度がととのいました。
食べて幸福にひたる時間が、いちばん好き
料理は穏やかな粒々のしあわせに、そっと包まれるような
私の心の風景を整えるひとときです。
村上春樹さんの小説の中で、
料理を静かに淡々と作るシーンがあります。
梅干しのドレッシングやセロリと牛肉の煮物、
小さなおかずを次々に仕上げていく描写が好きで、
読むたびに私も台所に立ちたくなります。
📖 覚書レシピ|セロリと牛肉の煮物
小説から受け取った気配を、今の暮らしに合う形で我が家の食卓にのせました。
発酵の旨みを借りて、やさしい和の一皿に仕立てます。
材料(2人分)
- セロリ … 1本(軸と葉を分ける)
- 牛こま切れ … 100g
- 和風だし … 200ml(昆布+かつお、やや濃いめ)
- 醤麹 … 大さじ1(なければ薄口醤油でも)
- 甘麹 … 大さじ1(みりん+日本酒で代用可)
- 岩塩 … 少々(味を整える)/仕上げにピンクペッパー少々
作り方
- 鍋で和風だしを温め、牛肉を入れてやさしく煮る。アクは丁寧に取る。
- 食べやすく切ったセロリの軸を加え、火が通ったら醤麹と甘麹を入れてひと煮立ち。
- 仕上げにセロリの葉を加えて香りを立たせ、塩で整える。器に盛り、好みでピンクペッパー。
セロリの香り、牛肉の旨み、醤麹と甘麹のまろやかさ。
発酵の力で、翌日はまた違うおいしさに。
※発酵調味料がない場合は、だし+麺つゆ少量でも近づけます。
丁寧に味わう時間こそ、暮らしのごほうび。
それが、今の私の答えです。


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