丁寧に味わう「じゃがいもとセロリのきんぴら」|栗原はるみさんのレシピより

栗原はるみさん 「わたしの味」じゃがいもとセロリのきんぴらの材料 わたしの味
栗原はるみさん 「わたしの味」じゃがいもとセロリのきんぴらの材料

じゃがいもとセロリのきんぴらと、平日の夜のパスタ

栗原はるみさんの「わたしの味」にある「じゃがいもとセロリのきんぴら」を作りました。きんぴら(金平)とは、日本の家庭料理のひとつ。細切りにした野菜を、砂糖としょうゆで甘辛く炒めたおかずのことをいいます。

仕事終わりにジムで筋トレをしてから帰宅すると、平日の夜に残された時間はせいぜい2〜3時間。

夕食、お風呂、洗濯、そして少しばかりの読書。

日々、寒さが深まり、寒暖差も大きいこの頃。
揺らぎ世代まっただなかの私は、どれかを雑にしてしまうと自律神経が疲れてしまうので、いつの間にか「丁寧な暮らし」になっていました。

自分なりにですが丁寧に料理をすると、不思議と洗い物まで丁寧にしたくなります。
丁寧に味わって、丁寧に片づけられた台所と部屋を眺めると、

「これはこれで、なんて贅沢なんだろう」

と、しみじみと心が満たされました。

更年期の今の私は、どうやら「雑さ」に少し疲れやすいフェーズにいるようです。
短時間でたくさんのことはできなくなったけれど、今の自分にOKを出すところから、第2の人生が始まったように感じています。
こんなふうに思える日が来るなんて、年齢を重ねるということは不思議なものです。


#7 じゃがいもとセロリのきんぴら

やすまるとじゃがいもとセロリと調味料

「わたしの味」をよく読むと、切り方ひとつで口当たりや見た目が変わることがよく分かります。今回の主役、じゃがいもとセロリも、なるべくそろえた千切りを意識しました。

じゃがいもの下ごしらえ

じゃがいもは皮をむいて千切りにし、水にさらしてから水気をよく切ります。普段ならスライサーに頼ってしまうところを、今日は包丁でとんとんと作業します。

セロリも同じように千切りに。部位によって厚みが違うので「このくらいかな」と揃えていきます、私なりにの丁寧さですけどね。

じゃがいもとセロリの千切りと合わせ調味料

調味料はしょうゆと砂糖。レシピには「和風だしの素少々」とありますが、今回はやすまるのだしパックを活用しました。

フライパンにサラダ油とごま油を熱し、じゃがいも→セロリの順に炒め、合わせ調味料を加えて仕上げます。

じゃがいもとセロリを炒める様子

じゃがいもは少ししゃくしゃくとしたアルデンテ。セロリはみずみずしく、甘辛だれと驚くほどよく合いました。
「このまま全部食べてしまいそう…」と思う副菜が完成です。

わたしの味 じゃがいもとセロリのきんぴら
栗原はるみさん わたしの味 じゃがいもとセロリのきんぴら

🍝 きんぴらアレンジの賄い風パスタ

賄い風きんぴらパスタ

このきんぴらは絶対パスタに合うはず。そう思って、DE CECCO(ディ・チェコ)のNo.11を80gだけゆでました。

ゲランドの塩「セルファン」を溶かしたお湯でパスタをゆでると、麺がゆらゆらとうねりながら美しく舞っているようです。
湯気との共演は本当に美しい。

仕上がったパスタ

耐熱ボウルにごま油とにんにくを入れてレンジで加熱し、きんぴらの甘辛だれを加えてソースにしました。
ゆでたパスタを絡め、きんぴらも加えて仕上げにセロリの葉を載せれば完成。

オレンジとベビーリーフのサラダも添えて、ひとり晩ごはんのテーブルへ。

ごま油香る、和風パスタ。

甘辛い醤油が絡んだじゃがいもとパスタを口に入れると

どちらも少し歯応えがあるのに、つるりとします。

鼻から抜ける醤油とセロリの香り。
そして、オレンジサラダの冷たく喉を潤すジューシーさ。

私の平日の夜は、おいしい記憶でいっぱいになりました。


🌙 第2の人生

これからの私にとっての「挑戦」は、がむしゃらに頑張ることではなく、
無理のない範囲で、今の自分にOKを出しながら積み重ねていくものだと思っています。

更年期は、第2の人生のはじまり。
時間を大きく使うような挑戦は、今の私には少し負荷が大きいけれど、
だからこそ、無理をしない、頑張りすぎないことを選べるようになりました。

前のように早く、たくさんのことはできなくてもいい。
むしろ、ゆっくりでも丁寧に、満たされる気持ちでできているなら、それは十分に豊かで美しい。
そう思えるようになった自分を、今日は褒めています。


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