年末の静かな時間に、台所に立ちました。
「ターツァイとキャベツ炒め、卵帽子のっけ」。
「わたしの味」のメニューとしては、
正直、味のイメージがすぐに浮かぶ名前ではありません。
2025年12月3日に作り始めた「わたしの味」。
12月30日現在、ブログに書いていないものも含めると、
19種類ほど作ったことになります。
小さなレシピも合わせれば、全部で90品ほど。
気に入ったものは何度も作っているので、
更新の数は、思ったほど増えていません。
それでも、1か月ほど向き合ってみて、
少しずつ、景色が変わってきました。
フィットネスの大会から離れ、
今は自律神経を大切にする暮らしの中にいる私。
筋トレ以外に、何に情熱を向けたらいいのかわからなくなっていたはずなのに、
気づけば、私はすっかり料理に夢中になっていました。
年末のスーパーで、
小さめの座布団くらいはありそうな、
大輪の花のようなターツァイを見つけました。
そういえば、「わたしの味」にあったな、と思い出し、
そのまま買い物かごへ。
帰宅して、エプロンをつけ、台所に立ちます。
ターツァイを取り出すと、とても美しい。

砂がついているので、
花びらのように見える葉の一枚一枚も、
丁寧に洗います。
冷たい水が、心地よい。
茎は青梗菜によく似ています。
それにしても、この葉の濃い緑、ビリジアンだろうか。
苦そうなくらい深いグリーンに自然と興味が募ります。
茎と葉を分けて、
なんとなくサイズを揃えて切ってみました。
きっと、ここまでが一番時間のかかるところで、
中華スープベースの合わせ調味料を用意してしまえば、
フライパンひとつで、あっという間。
ターツァイとキャベツを炒め、味付けをして、
片栗粉で軽くとろみをつける。
器に移し、
塩・胡椒だけで調味した卵を半熟に焼いて、そっとのせる。

レシピを見ただけでは、
「これは絶対作りたい」とは思われにくいかもしれません。
けれど、あつあつをご飯にのせて食べてみると、
どこか、あっさりとした天津飯のよう。
「卵と野菜のケーキ」のときも、
正直、そこまで期待していなかったのに、
今回も、思っていた以上においしくできました。
プロが考えたレシピを、
千円ほどで手に入れて、
好きなことを言っている私。
初めて、ターツァイを買おうと思ったこと。
ターツァイがおいしいと知ったこと。
「ターツァイとキャベツ炒め、卵帽子のっけ」が、
こんなにも素晴らしいレシピだとわかったこと。
どれも、「わたしの味」のおかげです。



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