🌿 はじめまして。
50代から「朝ごはんのある暮らし」を綴っているリナです。
おとしごろ的に体調も完璧な日はないのですが、
だから、BestじゃなくてもBetterも最高と思うようになりました。
毎日の暮らしの中に、
完璧じゃなくても幸せを感じられる心を大切にしています。
どうぞ、ゆっくりしていってくださいね☕️
Good Morning, Beautiful Life ☕️
休日の朝、近所のコメダ珈琲店へ。
家でもコーヒーとトーストくらいはできるのに、コーヒーチケットを手にして「わざわざ出かける」その時間が、私にとって小さな贅沢になりました。
前回の2周年記念では9枚綴りのチケットを購入。
1杯あたり420円ほどで飲める計算になり、すっかり通うようになりました。
そして今回はなんと、11枚で4,200円というキャンペーンが!
まだチケットが残っているのに「これは買っておきたい」と思わず心が動きます。
この気持ちは、未来の朝時間の楽しみを予約するような気持ちですね。
🥖 モーニングの選択は、厚切りトーストと卵ペースト
この日は暑かったので、珍しくアイスカフェオレを注文。
11時までに入店するとモーニングが選べるのですが、今回は厚切りトーストにバター、そして「手作り卵ペースト」を選びました。

コメダはWi-Fiも電源も使えるので、パソコン作業をしようと持っていくこともあります。けれどこの日は、心の声に従って本を開きました。
📖 「アルジャーノンに花束を」との再会
手にしたのは、ダニエル・キースの『アルジャーノンに花束を』。
若い頃、初めて読んだときの衝撃は今も鮮明に覚えています。
当時は夢中でページをめくり、先の展開に胸を熱くしました。
あれから何十年も経ち、新版で再び読み返してみると、胸に刺さる部分が変わっていました。

知能が上がることで見える世界が変わり、尊敬していた人が急に小さく見えたり、信じていた優しさが実は嘲笑だったと知ったり…。
これはフィクションでありながら、私たちの人生にも重なる部分があります。
若い頃は「勉強したら、資格を取ったら、成功したら幸せになれる」と思っていました。
でも52歳になった今の私には、それだけでは本当の幸せに届かないことが分かります。
孤独を受け入れながらも、自分を大切にしてくれる人や、心に灯る小さな愛や勇気、そういったものが幸福には必要なのではないでしょうかね。
☕ 今、この瞬間を味わう
まだ最後までは読み切れていません。
結末を知っているからこそ、ページをめくるのが切なくなりました。
読書で時間はあっという間に過ぎ、私は2杯目のアメリカンコーヒーを飲んでいました。
本から顔を上げると、バターの染み込んだトーストの香り、窓から差し込む柔らかな光と一緒に、本と最高のひとときを過ごしているのだと気づきました。
「幸せは、知性の高さや成功の多さではなく、この瞬間にある」
そんなことを感じながら、本を閉じ、深く息をつきました。
チャーリー、そしてアルジャーノン。
何十年ぶりかにまた会えたことに心から感謝します。
さて、11枚のコーヒーチケットのお話ですが、私の前の方で売り切れました。
毎回、2枚ずつ使っているのですが、今回の運命を受け入れて、残りも丁寧に珈琲を頂くことにします☕️✨
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