何度もめくる、栗原はるみさんの「わたしの味」。
いつか作るつもりでいるのですが、
このミートソースは、私には少しハードルが高い気がしていました。

栗原はるみさんのミートソースには、挽肉のほかにベーコンが50g。
普段の私はベーコンを50gも買うことも、使うこともありません。
大量にできそうですが、もし苦手な味だったら…。
それなら、最近夢中になっているスパイス料理をもっと練習したい。
ですが、このレシピで何度も美味しい出会いをしてきた私は、
やっぱりこのミートソースも食べてみたいと思ったのです。
セロリも、挽肉も買いました。
今回はベーコンの代わりに、
私の手作りソーセージ(燻製バージョン)を使ってみることに。
とても些細な話に聞こえますよね。
それでも今の私は
小さなひっかかりを、なんとなくで放っておかない私になっています。
以前の私は、無理をしてでも王道を選んでいました。
今は、些細なことでは無理をしない。
小さな不快を積み重ねない。
料理の仕方も、ずいぶん変わりました。
微塵切りを急ぐ私から、
素材を感じながら、切り方を楽しむ私へ。

出来上がったミートソースと
茹で上がったディ・チェコのパスタを
温めたお皿に盛り、パルメザンチーズとパセリをかけて完成。
今夜はミルクティーを添えて。
燻製ソーセージの香りが、良いアクセント。
ひき肉だけではない、奥深さのある味わい。
チーズとの絡みもすばらしく、
きっと、明日はもっと美味しくなる気がします。
仕事終わりの時間。
食事を作り、お風呂に入り、本を読み、眠る。
同じことをしているのに、今のほうが豊かに感じる。
その理由が、なんとなくわかり始めています。

翌朝。
お気に入りのホットケーキ。
炒めたマッシュルームと目玉焼き、
ミートソースを合わせたら絶品でした。
ミートソース作りを迷っていたことを、すっかり忘れてしまう美味しさ。
冷凍した分も、きっとまた私を楽しませてくれる。
挑戦とは、こういうことなのかもしれません。

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