米麹・塩・水だけで仕込む、わが家の「基本の塩麹」

やさしい発酵の時間。米麹と塩と水、そして朝のひかり 発酵レシピ
やさしい発酵の時間。米麹と塩と水、そして朝のひかり

🌿 はじめまして。
50代から「朝ごはんのある暮らし」を綴っているリナです。

年齢的に 体調も完璧な日は ないのですが、
Bestじゃなくても Betterも 最高と思えるようになりました

今日も 日々の暮らしの中で
たくさんの幸せを感じながら過ごしています🍀

どうぞ、こちらでゆっくりしていってくださいね☕️


Good Morning, Beautiful Life ☕️

🌿基本すぎる塩麹のレシピ

私、発酵食品ソムリエですし、発酵食品の認定講師ですからね、
勉強もしましたし、いろいろと調べたり作ったりもしたんですよ、かなり。

結局のところ、我が家の塩麹は至って普通のレシピとなりました📝

麹を買った時に裏に書かれてあるレシピで十分と言いますか、大きく違うレシピに出会ったことがないのです。

ひとまず、塩分は 12〜15% くらいを守るのがコツでして、私は仕上がりがやさしくなる 13%前後(塩30g) にしています。塩分が薄いと雑菌で傷みやすくなりますし、15%を超えると酵素が働きにくくなるので、この辺りもだいたい同じ作り方になる理由なんでしょうね🌿

地元の麹屋さんの麹 手に入りやすくて美味しいです 裏には塩麹や甘酒のレシピが書かれてあります
地元の麹屋さんの麹 手に入りやすくて美味しいです うちはいろいろなお店の麹が手に入りやすいので、スーパーや道の駅で見つけたものを買っています だいたい袋の裏には塩麹や甘酒のレシピが書かれてありますよ

材料(作りやすい分量)

  • 生の米麹 … 100g (乾燥麹の場合はお水を増やして調整)
  • 塩 … 25〜30g(私は30g)
  • 水 … 100ml(常温・軟水)

※塩分濃度は「塩の重さ ÷ (麹の重さ + 水の重さ + 塩の重さ) × 100」で計算できます
※今回は倍量仕込みで作りました(全材料を2倍に)。

塩麹仕込み中 おいしくなぁれ
塩麹仕込み中 おいしくなぁれ

作り方(3ステップ)

1)麹と塩を混ぜる

よくほぐした麹を入れ、均一になるまで混ぜます。

作る前にしっかり消毒をしましょうと言われる場合が多いのですが、普通の調理レベルの清潔さで私は作っています。

麹とヒマラヤ岩塩をよく混ぜます
麹と今回はヒマラヤ岩塩をよく混ぜます

2)水を入れて混ぜる

100mlを加えてさらに混ぜ、全体がしっとりするまで馴染ませます。

塩麹、ヒマラヤ岩塩、水を入れてしっかり混ぜます
塩麹、ヒマラヤ岩塩、水を入れてしっかり混ぜます

3)保存容器へ。常温で育てる

フタを閉めて常温に置きます。
1日に1回、清潔なスプーンで底からよく混ぜます。空気が好きな麹さんなので、毎日、底から混ぜて、新鮮な空気に触れさせてあげますよ。麹の粒がやわらかくなり、指で簡単につぶせるようになったら完成。(1週間から10日くらいが目安)


塩分バランスと失敗しないコツ

  • 12%未満:雑菌が増えやすくNG
  • 15%超:酵素の働きが弱まり、進みが遅い
  • 私は約13%(塩30g)で安定。味がまろやかです。
  • 麹や塩で風味は変わります。まずは手に入りやすい材料で気軽に始めてOK。

完成した塩麹の保存と管理

  • 冷蔵保存:発酵が緩やかに。使うときだけ混ぜるでOK。管理が楽&日持ち◎
  • 常温保存:発酵が早い。こまめに混ぜて管理(季節で頻度調整)数か月でさらに熟成し、角がとれた旨みへ。

使い方の目安(慣れるまでの指標)

  • 和える・漬ける:食材重量の10〜15%の塩麹
  • 味付け全体の塩分:通常の食塩なら食材重量の0.6%前後が目安ですが、塩麹は上の比率で試してみてください。

発酵調味料はブームのおかげで、いろいろなものがあります。
私もいろいろ作って、冷蔵庫が瓶だらけになった時期がありました。

いろいろあるのも良いのですが
私に向いていたのは、「毎日少しずつ取り入れる」発酵のある暮らしです。

たくさんのレシピを知っていても、案外つくらないもの。
だからかしら?私は定番の中にこそ魅力があると思っているんですよ。
シンプルなのに、アレンジは無限に広がりますもんね。

筋トレと同じで、発酵食品もたまに食べるだけでは変化を感じにくいものです。
毎日少しずつ、酵素を体に取り入れるきっかけをこのブログを通してお伝えしていきたいと思います。

これからも、ここで綴る発酵レシピが、
読んでくださる皆さんの「今の自分に合う整え」に寄り添う時間になりますように。
体も心も変化していくからこそ、その都度気づきながら整えていけたら嬉しいです🕊️🌿

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