明日は休み。
スーパーでごちそうのための食材を買い込むのが私の楽しみのひとつ。
最近の私は、クラシック音楽の美しさを知ってしまい、
知識がないのに、新しい曲に浸りたくて仕方がない。
スモークサーモンのサンドイッチを作るつもりで、
ホースラディッシュを探してみる。
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今回は思う食材がなくて、
珍しくスーパーをうろうろしているうちに、
蓬莱の肉まんを手に取っていた。
これは料理をしないで、音楽を楽しむことにしよう。
蒸篭の準備をして、肉まんと一緒に、
冷蔵庫にあった百合根ときたあかりも入れる。
スモークサーモンは手に入らなかったけど、
今夜の寒さには、肉まんのほうが似合っている気がした。
赤ワインにシナモンを加えてホットワインにする。
少しだけ、カシスジャムも入れてみた。
湯気の立つ蒸篭を眺めながら、音楽を聴く。
シューマン 交響曲第2番 ハ長調 作品61。
レナード・バーンスタイン。
音楽に詳しくない私が、毎晩のようにクラシックを聴くようになったきっかけは、
もう思い出せない。
一つの音楽が一時間近く続くことにも驚いていたけれど、
その曲はまるで小説を読んでいるように、
物語や感情、美しさを私に与えてくれる。
その心地は、例えるなら、お風呂に浸かっているような至福。
人生に、こんな楽しみ方がまだまだあったなんて。
あつあつの肉まんは白くて美しい。
ほくほくのきたあかりと百合根は、
マヨネーズと塩胡椒で和えると、
極上のマッシュポテトのようになった。
ホットワインは、湯気まで甘い。
こんな夜は、サンドイッチの方が似合った気もする。
クラシックと肉まんと赤ワイン。
何もわかっていない人みたいだけれど、
最高のしあわせには変わりない。


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