砂糖が使われていないと気づいた話|チャイは砂糖たっぷりですけど

スパイス料理を学ぶ中で感じた食後の軽さとマサラチャイ 心とからだを整える

発酵調味料やスパイス料理を学ぶ中で、
自分が「なぜこの料理に惹かれるのか」が
少しずつ言葉の形になってきました。

発酵調味料の世界で、
私が特に魅力を感じているのは
「潜在酵素」という考え方です。

年齢とともに、体内で作られる消化酵素は
少しずつ減っていくと言われています。
だからこそ、
消化に余計な力を使わずに済む食べ方に
自然と関心が向くようになりました。

日本の発酵文化も、
栄養を足すというより
消化を助け、身体を守る知恵が
長い時間をかけて育まれてきたものだと感じています。

今回習ったスパイス料理を食べたとき、
私がまず驚いたのは
食後の軽さでした。

消化がスムーズで、
身体の内側がじんわり温まり、
免疫力が底上げされているような感覚。

発酵とスパイス。
文化も国も違いますが、
「身体を助ける」という点で
同じ方向を向いている料理だと感じました。

正直なところ、
以前の私は
インド系の料理に
「バターや砂糖をたくさん使う」
というイメージを持っていました。

フィットネスの大会を目指していた頃は、
自然と距離をとっていた料理でもあります。

でも、今回、ちあきさんから習ったレシピを
1週間ほど練習する中で、
ふと気づいたことがありました。

砂糖が使われていたのは、
チャイだけだったのです。

チャイは、
デザートのような位置づけの飲み物のようです。

それ以外のスパイス料理には、
砂糖は使われていませんでした。

油は使いますが、
使うのは良質なもの。
スパイス料理は、
「キッチンファーマシー(台所の薬局)」
という位置付けの料理だそうです。

もちろん、
どんな料理でも
それだけを食べていれば健康になる、
ということはない、と、私ははっきりと思っています。

発酵の世界でも、
「砂糖をあまり使わない」と言われながら
みりんを使うこともありますし、
発酵食品も使い方や食べ方を間違えると
腹痛や体重増加につながることもあります。

スパイス料理も同じで、
地方や家庭によっては
バターや砂糖を多く使うレシピもあるようです。

大切なのは
自分の身体に合っているかどうかだと思うのです。

今回習ったスパイス料理は、
今の私の身体に、とても合っていました。

砂糖を使わなくても、
しっかり満足感があって、おいしい。
食後も軽く、身体が楽。

その事実に、
素直に驚きました。

料理を学んでいると、
知らないことで
勝手な思い込みをしてしまうことが
意外と多いと感じます。

今回も、
「こういう料理があり、
それが私に合っている」ということに
気づけたこと自体が、
私にとって大きな収穫でした。

家庭料理の世界も、
まだまだ広いですね。

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