■ 津山産の大豆で、久しぶりのお味噌づくり
普段は北海道産の大豆を使うのですが、今回は津山産の大豆を手に取りました。
地元の大豆を使うというだけで、なんだか背筋がすっと伸びるような気持ちになります。
ホットクック付属の味噌レシピは、本来の作り方に比べるととても手軽で、
下準備を入れても2日ほどあれば完成します。
季節の変わり目。12月も目の前です。最近は更年期の揺らぎなのか、
突発性難聴の後遺症なのか、頭痛が続く日もあります。
以前の私は、こういう日はただ安静にしていました。
でも今は知っています。
私の場合は、運動・睡眠・食事のバランスが揃わないと体調が崩れるということを。
先日つくった「出汁味噌麹」にとても癒され、
“ゆっくり、丁寧に味わう” ということが心と体の温度を整えてくれるとあらためて感じました。
その優しさに引かれるようにして、久しぶりに味噌を作ってみたくなったのです。
■ 静かな儀式のように大豆を水に浸す夜

夜のうちに大豆を水に浸します。
最近は夜が急に冷え込むようになりました。
水道から流れる水の音が、以前よりも清らかに聞こえます。
寒さというのは、ただ冷たいだけではなく
凛とした潔さをまとっていますね。
ざっ、ざっ、と豆が擦れる音。
たっぷりの水に浸したつもりでも、大豆はよく水を吸いました。
3倍くらいの水加減でちょうど良いようです。
■ ホットクックの味噌:今回使った材料は倍量で作っています
- 大豆(乾燥)…100g
- 大豆の煮汁…150mL
- 米麹(乾燥)…100g
- 塩…25g
■ 朝になったら、ホットクックの出番




◾️朝が来たら、あとはホットクックのレシピ通りです。
- 黒豆コースで煮る
- ミキサーにかける
- 塩と麹を混ぜる
- 味噌作りコースにセットする
それだけで、するりと作れてしまう。
お味噌づくりのハードルをひとつ越えさせてくれる、ありがたい家電です。
前日の夜に仕込み、できあがったのも夜でした。
できたてのお味噌を少し口に含むと、豆と塩の味がふくよかに広がって——
「ああ、これはおいしくなりそう」
そう思える味でした。
■ 手づくり味噌でつくる、朝の一杯


できあがったばかりのお味噌汁をお椀にそそぐと、
湯気の向こうで、朝の光がゆっくりと明るさを増していくのを感じました。
大根の甘さ、お揚げの香ばしさ。
手づくりの味噌から立ちのぼる香りが、
今日の私をそっと包んでくれるようでした。
季節の変わり目に、こんな小さな儀式があるだけで、
私の心は静かに、温かく整っていく。
明日もまた、こんな朝に違いないのです。


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