最近、ふと気づいたことがあります。
幸せとは、
何かを達成しないと感じられるものでもなく、
問題がすべて解決した先にあるものでもなくて、
今の心地よさ
それだけなのではないでしょうか。
若い頃の私は、
「幸せになるためにはどうしたらいいんだろう」と、
本を読んだり、考え方を調べたり、たくさんの言葉を集めたり行動をしてきました。
50歳を過ぎた今、
幸せというものはとてもパーソナルで、
人それぞれ違うものだと感じるようになりました。
今日、
ひとつだけ、すとんと腑に落ちた感覚がありました。
幸せは「完璧だから感じるもの」ではなく、
問題があっても、その中で心地よさを感じられている間は幸せな気分だなぁ、と。

今回は、栗原はるみさんのレシピで、
電子レンジを使って赤飯を作ってみました。
赤飯は、日本ではお祝いの日に食べる特別なご飯。
私にとっては、
少し手間がかかる、気合いのいる料理という印象がありました。
ところが、小豆を少し硬めに下ゆでしておけば、
あとは電子レンジで600W・9分。

一度ご飯をほぐして、
さらに2〜3分加熱するだけで、
驚くほど簡単に赤飯ができてしまったのです。
正直なところ、
「電子レンジで赤飯なんて、本当においしいのかしら」
そんな気持ちも少しありました。
でも、出来上がった赤飯は、
ちゃんと、おいしい赤飯でした。

ふっくらしていて、
もち米の甘みと小豆の風味があって、
食べるといい感じにもちもち。
栗原はるみさんは、
赤飯が大好きで、蒸籠(せいろ)で蒸すこともあるけれど、
普段は電子レンジで手軽に作ることも多いと書かれていました。
なるほど、
赤飯は「特別な日のためのもの」だけではなく、
もっと日常に近い場所にあったのだと感じました。
赤飯はお祝いの日だけじゃなく、
なんでもない日に食べてもいい。
今まで、
ただ自分が作らなかっただけだったのかもしれません。
赤飯を食べると、
なんだか、やっぱり、うれしくなる。
不思議と、
今日が記念日にさえ思えました。
手間だと思っていた赤飯作りが、
実はとても簡単だったように、
私の幸せも、
もっと身近で、
毎日の中にすでにあって、
ただ、気づくかどうかだけなのかもしれません。
そして、
はっきりわかったことがあります。
しあわせのコツは、心地よい時間を増やすだけ。
そう思えた今日に、
この赤飯は、とてもよく似合う気がしました。



コメント