軽快ちゃんと私の切ない関係

軽快ちゃんの手描きイラスト|50代女性の心を軽くする脳の過剰警戒キャラクター 軽快ちゃん 軽快ちゃん
成功と幸福は一緒?

「私は夢を叶えてしまう」

そんな少し強気な言葉を口にできるのは、
努力してきた自分を知っているからです。

夢や目標ができたら、
スケジュールを立て、
一つずつこなしていく。

小さな歩みではありましたが、
確実に進むタイプでした。

子どもの頃から現実的で、
ファンタジーよりも、手の届く目標を選びがち。

コツコツ積み重ね、練習を重ね、
小さな成功が「自信」を育てることも覚えました。

自信が十分になくても、
自分を信頼していた。

だから、気づけば夢は叶っていました。

もちろん失敗もありました。
途中で「違う」と気づくこともあります。

それでも、
私の小さな成功の日々は、
私が私の幸福を願って行動してきた証のはずでした。


でもですね、
最近、少し違和感があったのです。

夢は叶った。
目標にも到達した。

けれど——

それと、心が満ちる感覚は、
どうも一致しない。

資格を取れば、
そこへ行けば、
もっと努力をすれば、

自動的に幸せな心が
プレゼントされるわけではなかったのです。

そんな当たり前のことに、
私は気づいていなかったのです。

流されていないつもりで、
「頑張るのが当たり前」の時代の空気に
しっかり流されていた自分に、少し驚きました。

ゴールの景色は想像していたのに、

「それを手にしたとき、私が何を感じたいのか」

そこまでは、想像していなかったのでしょう。


50代に入り、
私の夢の種類は変わりました。

今の夢は——

心が満ちていること。
穏やかであること。
自分を雑に扱わないこと。

それでいい。

そう思えるようになったのです。

軽快ちゃんのワナ|今回はムリした方がいいと思うよのイラスト

すると現れるのが、
私の脳のクセ、軽快ちゃん。

「そんな考えででいいの?」
「まだまだ、無理だってできるよ」
「限界を超えるくらい頑張ったら良いことあるよ」

過去の成功体験を、
何度も何度も、繰り返し話しかけてきます。


でも今の私は思うのです。
もう、そのやり方いやなの。

軽快ちゃんは、
半世紀近く私を守り、応援してきた存在。
だから簡単には引き下がりません。

「放っておいたら大変かも」
「もっと挑戦した方が、リナさんらしいよ」
「へとへとになるまでやって、入院しても良いから
 もっと頑張ってみようよ。きっと、すごいことあるから」

わかってる。


無理をしなくても大丈夫なのが、もう、

わかっている。

ごめんね、軽快ちゃん。
私、半世紀も生きてきてるでしょ。
経験値が前と違うのよ。
今、満たされる感覚が大切だって、わかっているのよ。

もう、追い込まなくて大丈夫よ☺️


丁寧に暮らすようになって気づいたこと。

過去の私が、
今の私を引き留めているのかもしれない、ということ。

だから今は、
引き留める声にも感謝しながら、
それでも静かな方を選んでいます。

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