無理をしない。ちょうどいい卵丼 「わたしの味」鶏から揚げの卵どん

「わたしの味」鶏から揚げの卵どん。にんにくじょうゆの唐揚げと、とろとろ卵の丼 わたしの味
「わたしの味」鶏から揚げの卵どん。にんにくじょうゆの唐揚げと、とろとろ卵の丼

休日に布団を洗って干したり、床を磨いたり。
ひとつずつ、家の中を整えていきます。

体調を崩してからは、無理もしないけれど、
かといって、だらだらもしないようになりました。
不要なことに体力や頭や時間を使わなくなると、
自然と、自分を大切にする時間が残るようになった気がします。

冬の光が差し込む部屋を掃除するのは、なんだか好きです。
本棚の整理は今日はやめて、
気持ちよく眠るための準備だけを丁寧にする。
今の私は、そんな暮らしを選んでいます。

一通り片付けが終わって、気づくと夕方。
日が落ちる前の、少し静かな時間です。

今日作るのは、「わたしの味」鶏から揚げの卵どん

鶏から揚げの卵どんの材料。鶏もも肉、卵、にんにく醤油、ご飯などを並べた様子
今回使う材料。特別なものはなく、家にあるものばかり。

「わたしの味」には、親子丼はありません。
その代わりに、鶏から揚げの卵どんというメニューがあります。

エプロンをつけて、冷蔵庫から鶏もも肉を取り出します。
数日前に仕込んでおいたにんにくじょうゆと、卵も準備します。

手作りのにんにく醤油を保存容器に入れた様子
やっと出番が来た、にんにくじょうゆ。

から揚げを作ろうと思ったとき、
レシピの横に小さく、にんにくじょうゆの作り方が載っていて、
「これは間に合わないな」と思い、その日は仕込むだけにしました。

今日は、その続きです。

今回はレシピの半量で。
鶏もも肉に、にんにくじょうゆとみりんで下味をつけ、
5分ほど置きます。

鶏もも肉ににんにく醤油とみりんで下味をつけている様子
下味は、たった5分。

あとは片栗粉をまぶして焼くだけ。
卵液にくぐらせる工程もありません。

下味をつけた鶏もも肉に片栗粉をまぶしている様子
片栗粉をまぶすだけ、という潔さ。

私は、から揚げは魚焼きグリルで焼き揚げにしています。
オリーブオイルを回しかけて、あとはグリルにお任せ。

魚焼きグリルに並べた下味付きの鶏もも肉
揚げないから揚げ。見ていなくていいのも助かります。

その間に、卵どんの準備をします。

ご飯と卵、だしの準備をしている様子
ご飯と卵。もう少しで完成。

だし汁と調味料を火にかけ、水溶き片栗粉でとろみをつけ、
溶き卵を、静かに回し入れます。

とろみをつけた出汁に卵を回し入れている様子
これだけで、もうおいしそう。

から揚げも、ちょうどよく焼き上がりました。

火が入りすぎないように卵の様子は慎重にみます
温かいご飯の上に卵と唐揚げをのせた卵どん
ありそうで、なかった、から揚げ卵どん。

まずは唐揚げを一口。
にんにくじょうゆの香りが、ふわっと広がります。
下味は5分だったはずなのに、
ちゃんと中まで染みていました。

しっかりめに味付けされた卵は、
唐揚げと一緒に食べると、ちょうどいい。

卵はとろとろ、唐揚げはサクサク。
ご飯は、あつあつ。

すごく簡単で、すごくおいしい。

食べながら、ふと、思いました。

家庭料理って、
もっと気負わなくてよかったのかもしれないな、と。

料理を習ったり、教えたり、
いろいろ勉強して、資格も取ってきました。
できることが増えたからこそ、今は
揺らぎの年齢の私にとって
「ちょうどいい加減」を選べるようになってきたのかもしれません。

そんなことを考えながら、
夕方の静かな台所で、
最後の一口を味わいました。

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