『さあ、本当の自分に戻り幸せになろう 人生をシンプルに正しい軌道に戻す9つの習慣』を読んで実験中

花柄の皿に盛られた手作りサンドイッチとコーヒー、朝のやわらかな光のテーブル風景 心を満たす時間
静かな朝に、丁寧に作ったサンドイッチ

笑われそうだけれど、2026年も私はいろいろと実験をしている。

離脱したものもあるけれど、
少しずつ結果が見えはじめたもののほうが多い気がしている。

この本も、そのひとつ。
『さあ、本当の自分に戻り幸せになろう 人生をシンプルに正しい軌道に戻す9つの習慣』

まだ一度しか読んでいないけれど、
私の心に触れた。

よくわからない頼まれごとでも、
「これくらいなら」と引き受け続けていると、
気づかないうちに疲れてしまう。

本には、水の入ったコップの例えが出てくる。

コップの重さそのものではなく、
それをどれだけ長く持ち続けるかが問題なのだと。

1分なら軽くても、
1日中持っていたら、手は震え、やがて落としてしまう。

その話を知るまでは、
私は「これくらいのこと」と思って受け取ってきたものが多かった。

役に立てるなら嬉しい、という気持ちもあった。

でも、そういうことほど、
いつの間にか断ることが難しくなっていく。

そして、「前はやってくれたから」という理由で、
さらに重くなっていく。

気づけば、疲れきっている。

もし今、心に抱えているものの重さに苦しんでいるなら、
それは「コップを置くとき」が来たというサインかもしれない

本にも、そう書かれていた。

小さなことの積み重ねは、
良くも悪くも、確かに、そして確実に効いてくる。


サンドイッチは、片手間ではおいしく作れない。
と、別の本に書かれていた。

私はこれまで、ずいぶんと適当にサンドイッチを作りながら、
「おいしいサンドイッチ」を探していた。

先週は3軒ほどお店を回った。

本当は、サンドイッチが好きというより、
物語の中に出てくるサンドイッチに憧れているのかもしれない。

それでも、やっぱり
「おいしいサンドイッチ」はある気がしている。

本に書かれていた通り、
包丁を研ぎ、食材を丁寧に整える。

解凍した食パンをサンドイッチ用の薄さに切り、
やわらかくしたバターを塗る。

マスタードとマヨネーズ。
レタス、大山ハム、チーズ、
昨日の百合根ときたあかりのマッシュ

仕上げにブラックペッパーをふって、パンでふたをする。

ラップで包み、30分ほど休ませる。

その間に、コーヒーを丁寧に淹れる。

耳を落とし、皿にのせる。

時間をかけてできあがったのは、
私のこぶしより小さなサンドイッチ。

小さいなぁ。

口に運ぶと、はじめて
「本当に、本当においしい」と思えた。

コップを持ち続けることを手放して、
本気でサンドイッチを作る時間へとトレードオフする。

そこには、大きな感動があった。

些細なこと。些細な時間。
自分のために使ってみると、自分に戻れる。
そして幸せを感じる。
それはきっと、本当のことだと思う。

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